画期的な多用途・高密度3Dスキャン
弊社ではトータルステーション・3Dレーザスキャナ・イメージャーがパーフェクトに融合したスキャニングトータルステーション:Trimble SX10を、詳細な構造物測定から広範囲での3D測量まで、幅広い分野において有効に活用しています。
・トータルステーション:1級基準点の観測が可能な精度性能(測角精度:1″、測距精度:1mm)
・3Dスキャナ:スキャニングの必要部分だけに集中して点群を取得(1.5mmの高精度スキャン)
・イメージャー:5つの搭載レンズによる高精度なイメージング機能(広角・外観・望遠カメラ)
スキャナによる構造物の詳細調査
構造物の詳細形状や変位量測定、ひび割れ確認といった詳細調査において、3Dレーザースキャナを有効活用した業務と技術開発を進めています。
- 3Dレーザースキャナ
- PC桁写真
- PC橋梁の点群モデル
- PC桁の点群モデル
- ボックスカルバート内の点群モデル
- トンネル内の点群モデル
スキャナによる3D詳細地形測量
ドローン空撮3D測量では対応が困難な樹木密集地や高精度要求現場等において、3Dレーザースキャナを活用した詳細測量を実施し、点群処理ソフト(Trimble Real Works)を用いて、3Dスキャナやドローン空撮SfM解析に基づく高密度点群を合成・加工して、詳細な3D地形モデルを作成しています。
- 海岸の点群モデル(ドローン+スキャナ)
- 道路の点群モデル(スキャナ)
- 海食崖の点群モデル(ドローン+スキャナ)
- 海食崖の上空からの点群モデル(ドローン+スキャナ)
標高ヒートマップ
点群データを標高毎に色分けした標高ヒートマップは、地形の凹凸を面的・かつ鮮明に把握することが可能です。
災害地でのドローン・3Dスキャナの活用事例
地上レーザスキャナを用いた公共測量
国土地理院では地上レーザスキャナを測量で使用できるように「地上レーザスキャナを用いた公共測量マニュアル(案)」を作成し、2017年3月31日に公表しました。
(リンク → 地上レーザスキャナを用いた公共測量:国土地理院)
レーザースキャナーを用いた出来形管理の試行要領(案)
国土交通省では地上レーザースキャナを用いた出来形計測および出来形管理の試行の実施に必要な事項を記載した「レーザースキャナーを用いた出来形管理の試行要領(案)(トンネル編)」を作成し、2017年3月31日に公表しました。
(リンク → レーザースキャナーを用いた出来形管理の試行要領(案)(トンネル編):国土交通省)