BIM/CIM、i-Construction、インフラ分野のDXへの対応
国土交通省での本格導入が進むBIM/CIM(地形・構造物等の3次元化)やi-Construction(ICTの全面活用)、及びインフラ分野のDX(デジタル・トランスフォーメーション)に対応するため、弊社では設計・施工会社からの依頼に応じて、建設現場の施工ステップに沿った3Dモデリングや鉄筋の干渉チェック用モデリング、並びに完成イメージパース・施工シミュレーション動画等の制作業務を実施しています。
施工ステップに沿った3Dモデリング
国土交通省の”BIM/CIMの発注方針“では、施工管理の効率化を目的として「施工ステップ等に沿ったBIM/CIMモデルの構築」が求められます。又”設計-施工間の情報連携を目的とした4次元モデルの考え方(
- 橋梁上部工工事施工ステップ3Dモデル
- 橋梁上部工工事施工ステップ3Dモデル
- 橋梁上部工工事施工ステップ3Dモデル
- 橋梁上部工工事施工ステップ3Dモデル
- 橋梁上部工工事施工ステップ3Dモデル
- ランプ橋上部工工事施工ステップ3Dモデル
- 床版取替工事施工ステップ3Dモデル
- 支保工組立工事施工ステップ3Dモデル
- IC拡張工事施工ステップ3Dモデル
- ICランプ工事施工ステップ3Dモデル
- 道路改良工事施工ステップ3Dモデル
- 造成工事切盛土量自動算出3Dモデル
- 工程フローチャートや色分け側面図を表現した4Dモデル
- 施工ステップに応じて変化する工程表を表現した4Dモデル
鉄筋の干渉チェック3Dモデリング
上記同様に国土交通省の”BIM/CIMの発注方針“では、設計の効率化(図面間の不整合の解消等)を目的として「構造物の鉄筋干渉チェック」モデリングが求められます。配筋3Dモデルによる的確な照査によって、施工の手戻り防止や品質向上を実現することが可能です。
- トンネル斜坑門配筋3Dモデル
- 発電施設配筋3Dモデル
- アーチ橋鉄筋集中端部配筋3Dモデル
- 複雑定着突起付きPC桁配筋3Dモデル
- PC桁柱頭部配筋3Dモデル
- PC桁側径間配筋3Dモデル
- 橋台配筋3Dモデル
- 橋脚配筋3Dモデル
- アンカー孔への柱主筋干渉事例
- フーチング上面での鉄筋かぶり確認
- 現場で中間帯鉄筋を回転して対応可能な鉄筋干渉例
- 柱主筋がアンカーボルト孔に干渉し、鉄筋加工修正が必要な干渉例
細部まで表現した3Dモデリング
BIM/CIMモデルの詳細度400(接続構造等の細部構造を含む)を求められた場合等においては、複雑構造の細部まで再現可能なモデリングソフト:SketchUpの優れたモデリング機能を活用し、リアルで美しいモデル表現に努めています。
- 鋼橋箱桁の架設イメージ
- 斜張橋の内部構造
- 交差点での詳細な路面標示
- 跨線橋の完成イメージ
- 浄化センター沈殿タンク配筋モデル
- 浄化センターの完成イメージ
- 管径が連続的に変化する水車発電機の複雑構造モデル
- 円柱形・円錐形・矩形が交差するタンク設備の複雑構造モデル
完成イメージパースの作成
住民説明会等におけるBIM/CIMモデルを活用した合意形成に不可欠な「完成イメージパース」は、モデリングソフト:SketchUpと連動したレンダリングソフト(Lumion or Twinmotion)によってリアルなモデルを再現します。
- 橋梁完成イメージパース
- 橋梁完成イメージパース
- 側道橋完成イメージパース
- 道路完成イメージパース
- 交差点完成イメージパース
- ホテル完成イメージパース
施工シミュレーション動画及び配筋確認動画の制作
SketchUpで制作した施工ステップモデルをアニメーション化した「施工シミュレーション動画」や、鉄筋の干渉チェック等に有効な「配筋確認動画」は、地元説明会や発注者協議・工程管理・安全管理・品質管理等において幅広く有効活用して頂いています。
施工シミュレーション動画






配筋確認動画




国土交通省のインフラ分野のDXに向けた取組
国土交通省の「インフラ分野のDX(デジタル・トランスフォーメーション)に向けた取組紹介」では、インフラのデジタル化を進め、2023年度までに小規模なものを除く全ての公共工事について、BIM/CIM活用への転換を実現とされています。