構造物の老朽化と維持管理
高度経済成長期に集中整備されてきたトンネル・橋梁等の老朽化に伴い、これらの構造物の効率的な維持管理を目的として国土交通省ではトンネルや橋梁等を5年に1回の頻度で点検することを義務付けており、弊社ではコンクリート構造物等の調査・診断・点検業務を数多く実施してきました。
構造物点検での新技術導入
国交省は構造物点検業務を支援する新技術ごとの性能を記載したカタログを作成し導入拡大を促進
技術の独自性(弊社点検技術)
ドローンによる画像解析評価や3Dモデリング等のICT技術を活用した効率的な構造物点検
橋梁点検および診断業務
橋梁の状態の把握・維持管理や長寿命化の為の点検・診断業務として、国土交通省が定める「橋梁定期点検要領」や、各自治体のマニュアルに基づく橋梁点検および診断業務を実施しています。
- 点検状況(橋梁点検車)
- 点検状況(橋梁点検車)
- 点検状況(橋梁点検車)
- 点検状況(橋梁点検車)
- 点検状況(橋梁点検車)
- 点検状況(高所作業車)
- コンクリートコア採取
- コンクリート中性化試験
構造物調査での3Dモデルの活用(研究開発)
3D戦略企業として、構造物調査においても3Dモデル化による先端技術の研究開発を実施しています。
(コア供試体中性化試験での事例)
- コア供試体点群データでの寸法確認
- 点群データの展開図
道路橋定期点検要領改正案
国土交通省では道路施設の定期点検の重点化や効率化に向けて、2019年度からの点検要領見直しの調査検討を実施し、平成30年12月に開催された社会資本整備審議会・道路分科会第10回道路技術小委員会において、「道路橋定期点検要領改正案」が示されました。
【改正案の要点】
●近接目視を補完・代替・充実する技術の活用
↳『自らが近接目視による時と同等の健全性の診断を行うことが出来ると定期点検を行う者が判断した場合には、その他の方法についても近接目視を基本とする範囲と考えてよい。』
●点検支援新技術の活用環境の整備
↳『定期点検業務の中で、受発注者間で使用する新技術を確認し業務で活用』⇒『受注者が業務計画書を作成する際や受発注者間で協議・承諾する際の参考となる「新技術利用のガイドライン」・「新技術の性能カタログ」を作成し、協議→確認→承諾→活用』(弊社の新技術についてはドローン構造物点検のページへ)